怪我をしたとき

2019/12/10

怪我などで切り傷や擦り傷ができてしまった場合、以前は消毒してガーゼを当てたり乾燥させたりするのが主流の処置でした。ですが、最近は消毒薬が「傷を治そうとする細胞」まで殺してしまい、傷の治りを遅くしてしまうことがわかってきました。

また、ガーゼなどで覆った場合、ガーゼが傷の成分を吸い取ってしまい、乾燥状態になってしまいます。傷の治癒に対し、乾燥させるのは良くありません。体が本来持っている防衛機能を奪ってしまいます。

 

[正しい対処法]

 

流水で傷口を洗い流し、水気を清潔なガーゼやハンカチで拭き取り、体液が乾ききる前に湿潤絆創膏を貼って3〜4日間対応します。これにより、体が本来持っている防衛機能が最大限生かされ、はやく治ります。

※傷が深い場合は病院を受診してください。

[湿潤絆創膏]

 

「傷が3倍速く治る」というキャッチフレーズで有名な「バンドエイド キズパワーパッド」や「デルガードクイックパッド」がおすすめです。

湿潤絆創膏が無い場合は、傷口全体にワセリンを厚めに塗り、ガーゼや絆創膏で覆うのも有効です。

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