コラム
低カロリーダイエットについて
2020/05/26
ダイエットは老若男女が抱える永遠のテーマの一つですね。ダイエットと聞くと、みなさんはまず何から始めますか?このコラムでは、ダイエット向きな都合のよい食品を知りたいという方に低カロリーで高たんぱくな食品をご紹介していこうと思います。
(いろいろなダイエット)
だいたいの方はまず、食事制限と運動を思い浮かべるのではないでしょうか?近年で言えば、糖質制限ダイエットや朝食バナナダイエット、サバ缶ダイエットなどが流行しました。とくにサバ缶やバナナは店頭から一時期姿をけしたほど大流行し、入荷待ちが相次いだことは記憶にある方も多いはず。
実際、バナナはそのほとんどが糖分ですがタンパク質はそれほど含まれていません。1本当たり100〜200kcal前後でおにぎりおよそ1個分に相当します。なので朝食時のエネルギー補給としてはとても良い食品といえます。また食物繊維が豊富なので便秘などに悩んでいる方には便通改善に期待ができるといってもよいのではないでしょうか。ですが前述にも書いている通り、カロリーはそこそこありますので、低カロリーダイエットをしている人には不向きな食材といえます。
逆にサバ缶は糖質がほとんど含まれておらず、タンパク質が多く含まれていますので筋肉をつけたい方などにはおススメといえる食材ではないでしょうか。
(低カロリーな食品たち)
@海藻類
低カロリーの代表格といえば海藻類ではないでしょうか?海藻はミネラルが豊富です。食感があり、消化がしにくいので満腹感を得られやすい食材です。また海藻は特有の粘りがありますよね?あれは「フコイダン」という水溶性食物繊維の一種で、腸内細菌のエサになりますので腸内環境も改善に期待ができます。
Aオリゴ糖
よく話題にでる「オリゴ糖」は、糖の分子がたくさんつながっている糖のことで難消化性デキストリンという、消化されにくい糖質性の食物繊維の一種です。通常、砂糖は1gあたり4kcal程度ですが、難消化性デキストリンは2-3kcalと砂糖よりもやや低カロリーなのが特徴です。
しかもオリゴ糖は、フコイダンと一緒で腸内細菌のエサになるので腸内環境を整えやすくしてくれる期待ができます。ヨーグルトや乳製品などと一緒にとるとよいといわれています。
Bもち麦
ご飯を炊く際に一緒に入れることができます。もち麦は食物繊維が多く、白米だけのごはんと味はほぼ変りません。ほぼ糖質もないので白米だけで食べるよりも糖質が抑えられます。極端に糖質制限でご飯を減らすよりも、もち麦を入れて食事内容を少し変えるほうが糖質も抑えられてストレス負担も少ないです。
低カロリーとまではいきませんが、白米よりも2割ほど糖質が少ないので結果的に白米だけよりは低カロリーといえます。
C寒天
寒天は「オノゴリ」や「天草」といった海藻から作られている、独特なふるえないゼリーみたいなものです。一時ブームにもなった「寒天ダイエット」を知っている方も多いのではないでしょうか?
普通、ゼリーに使われるものといえば「ゼラチン」ですが、あれは豚のなどのタンパク質から抽出されてる動物性のゼリー材です。寒天は植物から作られているので、カロリーはほとんどありません。ちょっと甘いゼリーを食べたいなと思ったら寒天を食べると満足感だけでなく、お腹も満たされますよ。
いかがでしたでしょうか?意外と知っている食品が多かったと思います。使う食品を少し変えるだけでカロリーはぐんっと下がります。いろいろ試してみてはいかがでしょうか?