コラム
ダイエット食品のあれこれ
2020/05/26
ダイエットは老若男女が抱える永遠のテーマの一つですね。このコラムを見て頂けているということは、みなさんも大小問わず、なんらかの悩みを抱えていることだと思います。
昨今、多種多様なダイエット食品が販売されています。現在はネットが普及したことによりネットでも手軽により購入事ができるようになりました。しかし、ネットの場合は特定のものを取り扱う店頭販売と違い限定販売されているものや、海外の輸入品なども購入が可能な時代です。
なかでも手軽という理由で、サプリメントに手を出す方は多いのではないでしょうか?
たくさんの選択肢が増えましたが、情報量もその分多くなったのでなかなか取捨選択するということが難しいのも事実です。
このコラムでは簡単ではありますが、ダイエット食品についてご紹介しようと思います。
【ダイエット食品の形状特徴】
ダイエットは自分の目的や環境・状態に応じて、選ぶ食品や摂る栄養などが異なってきます。現在ダイエット食品は様々な形で販売されており、自分の生活リズムに応じて内容をかえることができます。
@サプリメントタイプ
サプリメントはダイエットや健康維持を目的にするかたには馴染みのある食品の一つですね。利用したことがあるかたは多いのではないでしょうか?サプリメントは錠剤やソフトカプセルで、栄養や特定のビタミンを凝縮して手軽に摂取ができます。ただし、ほかに医薬品を使用していたり内容が重複したサプリなどを摂取すると、過剰摂取や過剰効果などを招く恐れがありますので、アレルギー疾病を持つ人は避けて頂くか医師への相談が必要になります。
Aお菓子タイプ
通常に販売されているお菓子ではなく、カロリー(糖質・炭水化物・脂質など)を抑えているものです。最近では玄米やおからなどを使用している食品が多く、通常のお菓子と同じくらいの満足感を得られるものが増えまています。また、タンパク質をメインとしているお菓子もあり高タンパクで低脂質、低炭水化物というものも珍しくありません。
B粉末タイプ
飲み物や食事に溶かして摂取するタイプです。スムージーやプロテイン、ファイバーなどが中心です。スティックタイプもあり、持ち運びに便利なものもあります。味が変わらないものも最近は多いですが、味が変わりやすいものもありますので、注意がきなどを良く見ましょう。
試しやすい順番で言えば、@>A≒Bかと思います。ただし少々高めですし、アレルギーや疾病などによっては@は使いづらいものですので、心配な人はかかりつけの医師にご相談することをオススメします。
【期待できる効果別の特徴】
一般にサプリメントと言えばビタミン剤が思い浮かぶかと思いますが、前述で記載した通りダイエット食品にもまた多い形状です。
@脂肪吸収抑制系・糖吸収抑制系
BMIや内臓脂肪が気になる方向けに出ています。飲料や健康食品などでもたくさん商品が展開されています。最近では食事のボリュームなどに合わせて、飲む量を調節できる商品もでています。
難消化性デキストリン(消化しにくい食物繊維)を含んでいるものが多く、機能する成分は各社で異なっていることがあります。デキストリンの機能により、血糖値や脂肪吸収がゆるやかになることに期待できるというものです。ただし疾病予防・治療などに寄与するものではないので、注意しましょう。
Aファイバー(食物繊維)
ダイエット・便通改善ときたら必ずといってもいいほど名前がでてくる食物繊維。
食物繊維はとても水分を含みやすい繊維で、腸の中で水を含みながら膨らんでいき、腸内の不要物を絡めととりながら便として排出されます。また、食物繊維は消化されにくい物質なので、胃にたまりやすく消化が緩やかになります。
先に野菜を食べたほうがよいといわれるのは、野菜は食物繊維が豊富で、急激に消化されることがないので血糖値の急激な上昇を抑えてくれるといわれているからです。
B中性脂肪抑制系
これは健康茶などに多いです。特に高濃度カテキン、高濃度ポリフェノールや難消化性デキストリンなどを謳っていることが多いです。
これらは、食事と一緒に摂取するあるいは食事の前後に摂取することで、脂肪の吸収を抑制してくれることに期待できるといわれています。スーパーなどでも手軽に購入することができ、継続のしやすさがあります。特にカテキン類は脂肪燃焼にも効果が期待できるといわれているので、吸収抑制だけでなく運動もするひとは、カテキンやポリフェノールなどが入ったお茶を取り入れるとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
手軽さ、継続のしやすさは人によって違うものです。自分にあったものを選ぶことは、健康を維持していく上ではとても大切です。取り入れるときは添付文書などをよくみて購入するようにしましょう。