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コラム

介護・高齢者について

2020/04/25

介護される方もする方も毎日様々なトラブルが発生したり

ときにはうれしいこともあったり

日々お疲れ様です。現在はドラッグストアの店員さんをしていますが

本当は福祉関係で人のために貢献する夢を持っていました。(余談はおいておいて)

介護されている方の体のケア方法や、介護を受けている方のケア方法など

ここでは紹介していきます。

 

まず

◇◆◇介護される方へ◇◆◇

いつも家族・兄弟などの介護をしていただいて、自分の生活もあるのにその中でもがんばっていただいてありがとうございます。

私の福祉の学生時代の友人も施設で務めていますが、腰をやった!など聞くことがあります・・

お体はどうですか?しんどくないですか?介護は長期戦になることがおおいので、「がんばらない」介護を意識していきましょう。

頑張りすぎると、自分の体も壊してしまいます。体は資本ですから(^^)

●ぎっくり腰

ぎっくり腰などの急性の痛みは冷やしましょう。慢性的な腰の痛みは温めることで軽減できます。

ドラッグストアには「冷シップ」「温シップ」の取り扱いがあります。

 

また、近年では介護の負担を減らすために「レスパイトケア」という考え方が提唱されています。この考え方は介護にあたる家族が一時的に高齢者の介護から解放されるよう、代理の機関や公的サービスなどが一時的に高齢者の介護をおこない、家族に休息を取ってもらえるようにするための措置のことを指します。

 

「デイサービス」

日中預かってくれるサービスです。カンタンな運動・食事のケアなどもしてくれます。

 

「ショートステイ」

短期間の宿泊サービスです。旅行に行くから、急な用事で家を留守にしてしまうときになど利用できるサービスです。介護保険のサービスで要介護の人だけではなく、要支援の方も利用できます。介護度によって利用できる日数は変わりますが、1泊から利用可能です。各市町村の役場の窓口で手続きができますので問合せをしてみましょう。

 

◇◆◇高齢者に起こりがちな症状◇◆◇

・尿トラブル:膀胱炎

男性:加齢に伴う頻尿(夜間が多い)残尿感

女性:膀胱炎からの軽度の尿失禁・おりもの・膀胱の衰えによる失禁

・褥瘡(床ずれ)

骨が突出していてマットや車イスなどで圧迫され圧力が集中する部分におこりやすくなる。体の向きをこまめに変えるようにしましょう。

おむつ交換や入浴時に褥瘡ができやすそうな箇所をチェックしましょう

 

◇◆◇カラダのケア(清拭)◇◆◇

清拭を行うことで皮膚や粘膜の汚れを除去し、皮膚を清潔に保つことや適度な刺激により筋肉を温めることで血流改善や運動効果を得ることができます。

また、ストレスの軽減にもつながります。

ここでは顔の清拭の流れを説明します。

<準備するもの>

・お湯(50-55度)

・フェースタオル

・厚手のゴム手袋(お湯の温度が高いので)

・新聞紙

<流れ>

・本人に今から身体を拭くことを確認しましょう

・まずタオルをお湯につけてしぼって熱さの確認を自分の腕で確認しておきます

・顔から首をふきます。スピードはゆっくりです。

・目の周りは目頭から目尻へ 口のまわりは円を描くように拭いていきます

・額から下に向かって拭いていきます

・首を拭くときは身体の中心部に向かって拭きます

 

◇◆◇おむつかぶれ対策◇◆◇

尿・便にはアンモニアが含まれ肌に刺激を与えてしまいます。こまめなおむつ交換をおすすめします。

かぶれ対策で1番しないといけないとこは「オムツ交換の時間を見直すことです

かぶれはオムツが長時間密着して蒸れてしまうこと、おむつの中の環境が不衛生な状態である時間が長時間続くことが原因です。

次に、「摩擦に気をつける」です。皮膚がどうしても弱くなっているので、おしり拭きやテイッシュ、布などでの必要以上の拭き取りは

摩擦の刺激でかぶれを起こす原因になります。また、尿とりパッドを交換するときに、利用者さんの体位を軽く左右に向けただけで

あとは引っ張って抜き取るという人はいませんか?これがおしりにかかる負担が大きくなってしまうこともあります。

オムツが合っているか」尿とお店に並んでいます。その人にあったものが選ばれているかどうか再確認しましょう。

分からなければ店員さんに聞いてみましょう。

乾燥をさせることも大事」おむつ交換時にうちわや、ドライヤーの弱風を使用して乾燥させるのもかぶれ予防になります。

ドライヤーの強さや、当てる距離は注意しましょう。

●おむつかぶれになってしまったら・・・

軟膏が有効です。有名なのはステロイドや非ステロイド、保湿剤などがあります。

ステロイドは刺激が強めのお薬なので心配な方は店舗、登録販売者か、皮膚科医にご相談ください。

 

◇◆◇口腔ケア◇◆◇

口腔内を清潔にしておくことで誤嚥性肺炎や口腔内の乾燥を予防したり、老化に伴う口腔機能の低下を予防してくれます。

市販の口腔ケアスポンジで口の中の汚れやネバつきをとりましょう。

 

 

 

 

 

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