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コラム

湿疹、虫刺され、あせもについて

2019/12/10

虫刺され、湿疹、あせもなどの症状に対する選択肢は、大きく3つあります。

 

@ステロイド剤

ステロイドは「副腎皮質ホルモン」の別名で、体中で様々な働きをするため、強力ですが副作用が出やすい薬剤です。ですが、正しく使えば問題はありません。

 

[禁止事項]

 

・大量・広範囲は×   

 目安として、患部が手のひら1枚分を超える場合は使えません。

・長期連用は×   

 1週間使用してもよくならない場合、中止してください。

・感染症や化膿している患部は×   

 抗生物質しか効きません。逆効果になる場合もあります。

・皮膚が薄いところ、粘膜部分は×   

 吸収されすぎてしまい、副作用が出やすくなります。

・擦り込む、塗りすぎるは×   

 軽く塗れば十分効きます。

 

macのおすすめは「ヒフメディック」です。塗ったあと体内で低活性に変わる「アンテドラッグ」です。

 

A非ステロイド剤

 

ステロイド剤がダメな場合に使用します。効き目はソフトですが、安心安全です。デリケートゾーンについては、さらにソフトな専用薬を使いましょう。

macのおすすめは「トレンタムGクリーム」です。

 

Bかゆみ止め

 

虫刺されやあせもなどでとにかく「かゆみを止めたい」場合は、かゆみ止め成分が入ったものがおすすめです。ステロイド剤が入っているものもあります。

かゆいとついついかいてしまいますが、かいて治ることはありません。かくことによって患部をかき壊してしまい、化膿・悪化してしまうというサイクルができてしまいます。

 

macのおすすめは「エミリエント」です。かゆみ止め成分とステロイドを配合していますが「アンテドラッグ」なので体内で低活性に変わります。また、プライベートブランド商品なので、効き目は高いですが価格が安く経済的です。

 

[その他の対処法]

症状があらわれやすい方は、殺菌成分が入ったせっけんを使用するのがオススメです。

※赤ちゃんや乳幼児には、専用のお薬を使いましょう。

 

 

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