HOME > コラム一覧 > 便秘について

コラム

便秘について

2019/12/10

便秘とは、排便回数が減少したり、1回あたりの排便量が少ないことによって不快になる症状です。

便秘の場合、腸壁が収縮を繰り返して食べ物を推し進めながら水分を吸収していく過程で、大腸の下の方にある「S状結腸」に固形となった糞便が蓄積してしまいます。

原因は、食物繊維が少ない偏った食事や、トイレを我慢することによる直腸の感受性低下、老化や運動不足による腹筋の低下、ストレスや疲労による自律神経のバランスのくずれなど様々です。

また、女性の場合は排卵や月経までの時期、妊娠中などに黄体ホルモンの影響などによって便秘になりやすくなります。

 

 

 

@朝食後は、便意が無くても必ずトイレに入る習慣をつけましょう。

A朝食後に排便できるよう、時間的な余裕を持ちましょう。

B朝食は必ずとり、水分と食物繊維摂取に努めましょう。

C便意があれば我慢をしないようにしましょう。

D散歩などの適度な運動で腹筋を強め、血行を良くしましょう。

Eストレスを溜めない生活をしましょう。

 

 

 

便秘薬で最もオーソドックスなのは「刺激性下剤」で、直接腸管を刺激するため効果が高いのですが、かわりにお腹が痛くなったり習慣性があったりするので長期連用は避けるべきです。

お腹の中で膨らんで無理なく排便を起こさせる「膨張性下剤」の「ウィズワン」がmacのおすすめです。

 

他にも、硬い便に水分を浸透させ便を柔らかくする「湿潤性下剤」などがあります。

善玉菌がたくさん入った整腸剤を服用することで腸内環境を改善するのもおすすめです。

特に妊婦さん、授乳中の方は便秘薬はおすすめできません(医師に相談してください)が、整腸剤であれば服用できます。

 

記事一覧