コラム
胃薬について
2019/12/10
「胃の調子が悪い」と感じる症状は、大きく2つに分類できます。
胃痛、胸やけ、むかつきなどは、胃の機能が亢進し胃酸が過剰に出ることで胃粘膜が傷つけられて起こります。
逆に、食後のもたれ、膨満感などは、胃の機能が低下し消化液の分泌が低下している場合に起こります。
それぞれの症状に合った対策が必要です。
胃痛、胸やけ、むかつきなどの「胃酸過多」の症状は、主にストレスや暴飲暴食、たばこ、鎮痛剤やかぜ薬の副作用などによって起こります。
この場合は、胃酸を抑える「制酸剤」を服用します。
macのおすすめは「塩酸ピレンゼピン」が鋭く胃酸を止める「ガストール」です。
痛みがあまりにひどい場合は胃潰瘍なども考えられるので、病院の受診を推奨します。
食後のもたれ、腹部膨満感などの「消化不良」の症状は、消化酵素や胃粘膜保護剤、健胃成分などが入ったお薬を服用します。
macのおすすめは、胃粘膜保護剤「テプレノン」に消化酵素などがプラスされた「セルベール」です。
二日酔いの時は、アルコールの利尿作用によってどんどん水分が排出されてしまうので水分をとりましょう。
経口補水液やスポーツドリンクは体内に素早く水分補給できるのでおすすめです。
食事は、温かいおかゆやうどんなどの消化が良いものにしましょう。
ビタミン、ミネラルを補給できるシジミの味噌汁も良いです。
脂っこいものや刺激の強い辛い物は避けてください。