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コラム

免疫力とは?

2019/12/07

よく耳にする「免疫力」。改めてご説明します!

 

 

 

 

 免疫力とは、病気などに対抗して体を守ろうとする力のことです。

免疫力が高まると病気にかかりにくくなります。

 免疫には、「自然免疫」、「獲得免疫」があります。

 自然免疫とは、体内に侵入してきた病原体やウイルスをいち早く感知して排除する仕組みです。

 獲得免疫とは、一度感染した病原体を記憶して、再び同じ病原体が侵入した時に発症を防ぐ、または軽度で済むようにする働きです。

 この2つが機能して身体を守ってくれます。

 私たちの周りには、様々な種類のウイルスや菌等がありますが、免疫力がそれらの脅威から私たちを守ってくれるおかげで、健康的な日々を過ごせます。

 

 免疫力は20歳前後がピーク、その後は少しずつ低下していきます。

また、現代人は生活習慣の悪化やストレスなどで免疫力が下がっている人も多くいます。

免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、アレルギー体質になる可能性もあります。

身近に出来る免疫力アップの活動を始めていきましょう。

 

 

 

 

 特に鍵となるのは、自律神経のバランスです。

自律神経には、交感神経副交感神経があり、副交感神経には、免疫機能を正常にするという働きもあります。

自律神経が乱れて交感神経ばかりが優位になってしまうと、免疫機能が正常に働かなくなってしまいます。

そのバランスを整えるためには、運動習慣を取り入れる睡眠リズムを整えるリラックスできる時間を作るなどを心がけましょう。

 

 

 

 

 

 そもそも免疫システムには、細胞や血液などによる抵抗力のほかに「腸管免疫」というものが存在します。

腸管免疫とは、病原細菌を腸壁で防ぎ、体内へ異物を侵入させない防御システムのことです。

簡潔にいえば「栄養を安全に、効率的に吸収するシステム」。

私たちは痛みかけた食品を食べても体調を崩したり、食中毒になったりすることは早々ありません。

それはこの腸管免疫システムが働いてくれているおかげなのです!

 ただし!生活習慣が乱れていたり、体調が優れないなどの理由があると、腸管免疫は正常に働かず体内に異物を侵入させやすくなります。

そうなると、アレルギー反応がでたり、病気を発症してしまうことも・・・。

私たちが健康に暮らしていくには、腸内環境は切っても切り離せません

 免疫力UPにおすすめな食事に関しては、別ページ「免疫力を上げる食生活」でご紹介していますよ。ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 体を冷やす食べ物をたくさん摂取したり、疲れやストレスをためてしまうと、内臓の働きが悪くなり、免疫力をさげてしまいます

特に体温がさがると免疫力はうまく働きません!

冷たいものを食べる習慣のある人は、控えるもしくは常温・あたたかいものをとるようにしましょう。

 

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